公式ゲートウェイにPHPを実行する脆弱性
2009-02-15
新月掲示板の公式ゲートウェイ bbs.shingetsu.info に アップロードしたファイルの拡張子が.phpのとき、 それをPHPのプログラムとしてサーバ上で実行してしまうという、 危険性の高い脆弱性がありました。 現在は修正されており、また、この脆弱性を利用した攻撃は確認されていません。 朔とApacheを組み合わせて使っている方は、同様の脆弱性が考えられますので、 直ちに設定を見直してください。 また、攻撃の痕跡がないかどうかを確認してください。 朔単体で使っている方には、この脆弱性はありません。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
原因
bbs.shingetsu.info のサーバにはPHPがインストールされており、 拡張子が .php のファイルはPHPプログラムとして実行されていますが、 アップロードされたファイルを置いておくところも、除外する設定になっていませんでした。
修正すべき点
最新版の朔に更新してください。 file/apache.sample が修正されています。
更新できない場合は、Apacheの設定ファイル(配布物の file/apache.sample)の /srv/saku/cache/ を設定しているところに 「RemoveHandler .php」という行を追加してください。
経緯
新月に拡張子が .php のファイルがアップロードされ、 それをクリックしたときの挙動がおかしかったので判明しました。 このプログラムは2種類あり、 1つは何かのサンプルプログラムであり、攻撃のためのプログラムではありません。 もう1つはfopen等のシステムにアクセスする関数を使っていて、攻撃に使用することが可能のように思えます。
公式ゲートウェイへの攻撃はなかった
サーバ上で任意のPHPプログラムを実行できるので、様々な攻撃がありえました。 しかし、公式ゲートウェイ上では、朔とApacheは別のユーザで動いているため、 攻撃のためのPHPプログラムは「攻撃をしたあと自分自身を消す」ことができません。 また、Apacheのログファイルを編集することができません。
検索した結果、上の2つ以外に拡張子が .php のファイルがアップロードされておらず、 攻撃に使えそうなプログラムへのアクセスはGooglebotの1回のアクセスのみでした。 したがって、攻撃はなかったと判断しました。