キャッシュの溜め方・溜まり方
2007-01-14
キャッシュの基礎知識
新月を最初に起動したときは、手元のキャッシュは空です。 リストやスレッド、ノートを表示させると、 ネットワークからデータを探索し、手元に蓄えます。 これがキャッシュです。 一度キャッシュを取得すると、 次からはそのページを表示させるときにはデータの探索を行いません。 キャッシュをHTMLに変換するだけなので、高速に表示されます。
手元にキャッシュを置いておくと最新に保たれます。 ネットワーク上で誰かが書き込みをすると、それを察知して自動的に更新されます。 また一定時間ごとに更新を行い、取得漏れを防ぎます。
キャッシュは参加ノードが同じように持ちます。 ネットワーク全体で重複が最小限になるように、 分担してデータを保存するという設計のP2Pソフトもありますが、 新月では全員が同じように持つことで設計を単純化し、耐障害性を上げています。
全員が同じようにキャッシュを持っていますので、 自分が不要だと思ったキャッシュは削除することができます。 書き込みを単位にして削除することもできますし、 掲示板ごと削除することもできます。
朔にはキャッシュの肥大化を防ぐために、 自動的に古いレコードを削除する機能があります。
キャッシュの取得について
手元に掲示板のデータをキャッシュするのは 「お気に入り」や「ブックマーク」のようなものだと考えてください。 自分が興味ある掲示板のみを保持し、そうでないものは削除することをお勧めします。 そうでないと掲示板の数が増えて把握できなくなってしまいます。
どんな掲示板があるのかを知るのには大きく分けて3つの方法があります。
- 「新着情報」で書き込みのあった掲示板をチェックする。
- 他のユーザが公開しているゲートウェイをチェックする。 もし興味の重なるユーザがいれば互いに補完できてハッピーです。
- 将来、2chのまとめブログの新月版ができるかもしれないので、期待する。 はてなブックマークにも期待する。
新月では掲示板はそのタイトルで識別されています。 誰かのゲートウェイに「新月の開発」という掲示板があったとします。 この掲示板を自分もキャッシュしたいと思ったら、 「新月の開発」という文字列をコピーして、 「新規作成」のフォームに入れてください。 そうすると自動的に同期します。
この作業を簡単にするために、ブックマークレットを作ってみました。
新月に追加
誰かのゲートウェイで掲示板を表示して、
このブックマークレットを実行すると同期します。
localhost:8000 のところを自分の環境に合わせて変更してください。